SSTR2023の初参加のレポート!【感動のゴール】

初めまして。

ninjanukkoと申します。

関西を中心に、休日はロングツーリングに出かけるいわゆる距離ガバ勢です。

ツーリングに役立つ情報を色々と発信できればと思います。

 

さて、初投稿は5月20日(土)から5月27日(土)まで開催されたツーリングイベントのSSTR(SUNRISE SUNSET TOURING RALLY)に初めて参加した振り返りになります。

結論から言うと来年も参加したい!と思う素晴らしいイベントでした。

 

SSTRってなんぞや?

SSTRについて簡単に説明を。

SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、世界的なオートバイ冒険家・風間深志が発案した、オートバイによる独創的なツーリングイベントです。

 

基本ルールは、日の出とともに自身で定めた日本列島の東海岸からスタートし、日没までに日本海の千里浜にゴールするという単純明快なもの。

 

「Chasing the Sun」(太陽を追い駆けろ)をテーマに掲げ、東の海に昇る朝日とともにスタートし、太陽を追い駆けながら日本列島を横断し、石川県の千里浜に沈む夕日を見送るという、かつてない壮大なスケールのアドベンチャーラリーです。

 

優劣をつけるものではなく、それぞれのライダーが自身の旅のテーマに沿い、無事にゴールゲートを通過し、全国が集ったライダー同士で交流を深めることを主な目的とした自己完結型のラリーです。

引用:SSTRについて | SSTR

 

太平洋側の海岸を日の出からスタートし、石川県の千里浜なぎさドライブウェイに日没までにゴールする。

2013年の初開催から毎年参加者が増え続けている、国内最大級のツーリングイベントです。

ちなみに今年の参加者は1万2千人以上!すごい規模!

エントリーも毎年かなりの倍率だそうで、今回はオープン(5月21日~5月26日でどこか1日)で従兄弟と一緒に参加しました。

 

事前準備

私が今回参加したバイクは普段乗りのホンダPCX125。

一緒に参加した従兄弟はヤマハセロー。

排気量は違うし通れる道も下道オンリーです。

ルート作成は結構念入りに行いました!

こんなツールがあるので便利!というかこれがなければ詰んでたかも。

motospot.jp

他にもロングツーリングは泊まりでの装備が必要になるので
AmazonでツーリングバッグとUSB電源、インカムを購入し車体の諸々のメンテナンス。

購入したものとあったら便利だったなと思うものは後々紹介します。

 

そしてルールブックの熟読とゼッケンステッカーの装着。

我々のルートは神戸(スタート)~大阪~京都~滋賀~福井~千里浜(ゴール)実に約400Km!
道中は道の駅やサービスエリア、SSTRが指定した道の駅へ数か所立ち寄るのがSSTRのルールなので、道の駅王国滋賀県でしっかりポイントを稼ぎます。

SSTRルールブックとゼッケン、リストバンド

私のPCX125。マフラーは純正に交換済み

準備もそこそこにスタート地点を神戸はポートアイランド北公園に設定して従兄弟と合流し、いざ出発!

六甲道のつけ麺の名店ヒキュウ。いつも行列です。



神戸大橋!明日はここからスタート。アニメfateの冬木大橋のモデルです。

日の出からスタート!神戸~京都、滋賀へ!

朝5時20分に出発、道の駅妹子の郷へ!

ひたすら国道171号線を東に。
走ること3時間、めちゃくちゃ気持ちの良いワインディングを超えて道の駅 妹子の郷

到着。
営業時間前でここでしばらく休憩&朝食。

この休憩が後に残念なことになるとは…
そして写真を撮り忘れるミス!

 

休憩もそこそこに、藤樹の里あどかわ
この時間になると同じくSSTR参加者もちらほら!
次に写真を撮ったのが3つ目の休憩に寄ったしんあさひ風車村

しんあさひ風車村、宿泊施設もあってまた行きたい!

なんとも牧歌的で時間がゆっくりな雰囲気が良き。
しかしSSTRでどうしても行きたい滋賀の観光地、マキノのメタセコイア並木へ!
白髭神社は止まれず写真は諦めました)

マキノのメタセコイア並木。超神秘的でした。

視界一面に広がるメタセコイア
新緑も紅葉も雪景色どれも綺麗なんだとか。

滋賀観光のツアーと思われる観光バスでごった返してました。
近くにカフェもあるようで時間が…あれば!
ほんとに時間が…あれば。 

 

そこから数キロ、マキノ追坂峠へ!

ここから第一関門の山越え、PCX125じゃかなりキツかった…!

まあ山登らない…エンジンが悲鳴上げてるのが聞こえる。

このあたりでようやく折り返し。
マキノのあたりで前日SSTRに参加したライダーとたくさんヤエー!
気持ちいい!

日本海の絶景を見ながら福井、恐怖の8号線!

ヤエー祭りをひたすら敢行し敦賀を越えそのまま越前方面へ。
日本海を一望できる海側をひたすら走るんだけど、ほんとに絶景でした。
絶景を拝みながら海風と潮の香りを全身で感じる。

最高でしかない!
福井に入って最初の休憩に寄った道の駅河野
道の駅というより簡素な休憩所という感じ。

 

同じくSSTRに参加していたカブのおじさんが話しかけてくださったり。

そして道の駅えちぜん武生へ。新しくてきれいな道の駅!

きれいな道の駅もそこそこにパークイン丹生ヶ丘

こちらはSSTR指定道の駅なので、我々のルートでは必ず立ち寄らないといけないポイントでした。

ここでツーリングあるあるの「ライダー、道の駅でアイス食べがち」を敢行!

塩あずきソフトが名物とのことでリストバンド提示で割引でした。

パークイン丹生ヶ丘の名物?塩あずきソフト。美味!

ここから昼食に福井名物のヨーロッパ軒の「ソースカツ丼」を食べに調べるも痛恨の15時閉店!
しかも通し営業をしている店舗に行こうも時間的にゴールの千里浜に日没にはたどり着けない為断念.…。

一路国道8号線をひたすら石川方面に。

 

しかし、8号線怖い!トラックはガンガン通るしガンガン追い抜かれる。
道は広くて走りやすいけど125㏄にはつらい!

そして通り過ぎる8番らーめんとすしべんの看板。

これは帰りに我慢.…。

そして感動のゴール!

一気に千里浜に向けてひたすら北上。
ここからはほとんどトイレ休憩のみ!石川県に入ったぐらいからSSTRの参加者がゾロゾロ。

ライダーが同じ目的地に向かっていく光景、壮観でした。

内灘を越えたあたりの日本海の夕暮れ、道中に出会うライダー。

胸にこみ上げてくるものが。

そして無事に日没前に待望のゴール!

ゴール登録をして受付に向かう駐輪場へ。物凄い数のバイク!

 

日本海に沈んでいく夕日を様々なスタート地点から集まった参加者。

それが一同にバイクで千里浜の海岸のゴールに向かっている。

先にゴールしたライダー達の「お疲れ様!」地元のおばちゃん達の「おかえり」。

一言でこの感動を言い表せないですが

 

大変だったけど、来てよかった!

 

発起人の風間深志さん

SSTRに携わっておられたスタッフさん

半ば強制で連れてきてくれた従兄弟

羽咋市の皆さん

そして道中出会ったすべてのライダーさん。

 

感動をありがとう!

 

バイクに乗ってて良かった!

他のライダーのお迎えのためにゴールゲートまで。

夕日をバックに撮りたかったけど無念の日没後.…。

ここまで約400Kmよく走ってくれました。

SSTRを走ってみた感想

ここまで読んでいただきありがとうございました。

でももう少しお付き合いください。

 

正直言うと、このイベントには最初否定的でした。

バイクは街乗りスクーターだし、休みも取らないといけない。

金銭的にも安くないし。時間も準備に金もかかる。

 

でも、終わってしまえばそんなものどうでもよくなるほどの新しい景色を見ることが出来ました。

 

今までそこそこロングツーリングしてきましたが、過去最長距離を更新し無事に?距離ガバ勢の仲間入りができました。

 

せっかくバイクに乗っているなら、ちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

一歩踏み出すだけで、大きく景色が変わることもあります。

 

SSTRで出会ったすべての方々、最後まで読んでくれた方々。

ありがとうございました。

次は帰りの道中編を簡単にまとめてみます。